諸外国における政府統計ミクロデータの提供の現状とわが国の課題

公開日:2016.11.29

発行日
2016年09月30日
概要
 政府統計データにおいては,秘匿性と利用者のニーズを踏まえた形で多様な提供形態が存在する。政府統計は,統計表およびミクロデータという形で利用可能であるが,とくに,政府統計のミクロデータにおいては,①匿名化ミクロデータの提供,②個票データの提供,③オーダーメイド集計,④オンデマンド型の提供サービスといった様々な形態による提供が進められてきた。一方,諸外国においても,データの秘匿性と有用性の両面から,政府統計のミクロデータの提供に関して多様なチャンネルが存在するが,政府統計データの提供状況は,個別具体的に見ると,各国によって異なる様相を呈している。
 他方,近年,わが国ではオンサイト施設やリモートアクセスにおける政府統計の個票データの利用のあり方が議論されているが,個票データの利用後に利用者が「安全な分析結果」を得る上で,集計表や回帰分析の結果をどのようにチェックするかについての具体的なガイドラインが求められている。
 本稿では,諸外国における政府統計ミクロデータ提供状況を明らかにした上で,わが国における政府統計データの提供における将来的な方向性を追究する。
キーワード

政府統計ミクロデータ

匿名化ミクロデータ

オンデマンド集計システム

オンサイト施設

リモートアクセス

Five Safes model

rule of thumbモデル

「安全【な】」統計

文献等

掲載誌名・書名:

経済研究所年報, 第48号, pp.233-249

公開者・出版社:

経済研究所

書誌コード類:

ISSN: 0285-9718

種類
紀要
言語
日本語
権利情報
この資料の著作権は、資料の著作者または学校法人中央大学に帰属します。著作権法が定める私的利用・引用を超える使用を希望される場合には、掲載誌発行部局へお問い合わせください。

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